イクセロンパッチ


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認知症薬剤をイクセロンパッチに変更された経緯を教えて下さい。

以前は錠剤型の認知症薬を服用されていたのですが、副作用がかなり強く出てしまい体調が思わしくないことが1~2ヶ月続きました。

具体的には、気分が悪い、食欲がないなどを始め、娘さんに対する暴言や暴力なども出始めていました。また薬の二重服用もしょっちゅうで、ご本人はもとよりご家族も完全には服薬管理ができませんし、この点はご家族ももっとも心配されていた点でしたね。

そんな折、ご家族が担当医から「貼り薬の新薬が出た」というお話を伺い、まずは一番小さいサイズのイクセロンパッチに変更することになったとのご報告を受けました。

それが今年の8月のことです。私もイクセロンパッチについては「貼るタイプの新薬がある」程度には知っていたのですが、担当するご利用者さんの中ではこの方が初めての事例でした。



イクセロンパッチに変更されてから、ご利用者さんの状態にどんな変化がありましたか?

無気力で食欲もあまりないことが多かったのですが、ものすごく元気になられてデイサービスを休むことがなくなりました。
通う回数も週2回から3回に増やされて、デイのお仲間との会話やレクなども積極的に参加されているという報告を受けています。

在宅時も以前はお粉をはたく程度のお化粧だったのが紅をさすようになったり、娘さんに「私に何かできることない?」なんて聞いたり、お料理に精を出すようになったりと、ご家族内のコミュニケーションも以前に比べ円滑になっているようです。

ADL(日常生活動作)が大きく改善された印象をもちましたので、びっくりしましたね。やはり、これまでできなかったことが、少しでもできるようになったり、前向きに取り組むようになったのは、ご本人も含めてご家族にとっても大きな前進になったと感じました。

また、例年夏バテで食事量が減るのが通例だったのですが、今年は元気なまま乗り切られていたのが印象的でしたね。

さらに、ここまで改善されたのは、服薬の要素が大きかったのではないかと思います。
イクセロンパッチは、薬剤自体に日付を記入できるので二重服用もなくなり、ご家族としてはかなり安心されたようですね。

また、認知機能を改善して、服薬を改善する作用が日本で初めて認められたと医師に聞きました。ご家族が服薬をお手伝いされているのですが、服薬時には全身の健康状態の観察なども兼ねて貼られていると聞いています。いまは、毎日午前10時ごろと時間を決めて服薬されています。


イクセロンパッチに変えてから副作用の面で変化はありましたか?

今のところ副作用と思われる症状は特に見られません。変更後すぐの時は1週間ほど身体がだるく感じられることがあったようですが、現在はなくなっているそうです。医師からは、もしかしたら、赤みや痒みがでる可能性があると聞いておりますが、その場合は保湿剤などを利用して対処するようにといわれています。



ケアマネの観点から感じたパッチ剤のメリットはどんなところですか?

私が感じたのは、ADL(日常生活動作)が大きく改善された点、服薬管理がわずらわしくない点がメリットだと感じます。これにより、ご家族の気がらくになり、負担が少なくなりました。

イクセロンパッチはADL(日常生活動作)の改善が高いと医師から聞いてましたが、実際にご利用者がお化粧を積極的にして外出する頻度が上がったり、料理に積極的になったりしています。

また、錠剤ですと二重服用や誤薬の心配があったり、1回の服薬で3~4種類の薬を飲まなければならない場合、それだけでお腹いっぱいになってしまったりしますよね。パッチ剤の場合は目で見て「貼っている(=服薬した)」とわかるし、薬自体に日付を書き込めるので大変管理しやすく、ご主人や娘さんの心理的負担も軽くなったと伺っています。



出典:ケアマネドットコム

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by miyabinahiro | 2013-11-22 11:04 | 介護 | Comments(0)